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HUAWEI Band 7 と HUAWEI Band 6 のどちらも使って分かったこと私がスマートウォッチに求める機能
まず、読者の皆様と目線を合わせる意味で、筆者がスマートウォッチに求める機能を下記にご紹介します。
逆に言うと、下記の機能以外は不要ということなので、もしここの機能以外に譲れない点があれば、後述するHUAWEI Band 6はもしかすると要件を満たさない可能性がありますので、予めご認識ください。
小ささすぎず、大きすぎないサイズ
サイズは、欲張りですが「小さすぎず、大きすぎない」サイズを望んでいます。すごく曖昧な表現になってしまったので具体例をあげると、Apple Watchは38mmと42mmのラインナップがメインですが、筆者は前者を好みます。
「あ、Apple Watchだ」と思われるのはどちらも見る人が見れば分かるので、その中でもずっと手首につけることで負担にならない38mmくらいのサイズ感が好みです。
日付と時刻の確認(文字盤のアレンジ)
スマートウォッチの醍醐味である文字盤のアレンジは、各社こぞって様々なものを用意しています。
上の写真はApple Watchの文字盤選択画面ですが、高級時計に備わっているようなデザインから、自身で撮影した写真を設定できるデザインなど多岐にわたります。
せっかく変更できるなら、自分好みの文字盤に変更できると気分も上がりますよね。
iPhoneに届く通知確認
こちらもスマートウォッチの醍醐味ですね。iPhoneに届いたLINEやSMSなどの通知が時計の液晶画面を通して見ることができます。
仕事中、スマホを見るまでもなく応援しているスポーツチームの結果や、緊急事態宣言期間が延びたというニュース速報も通知で分かるわけです。
これにより断片的にはなってしまうものの、端的な情報の取得ができるメリットがあります。
iPhoneを鳴らす
Apple Watchの機能でiPhoneを鳴らす機能があります。これはiPhoneがどこにあるかわからない時、Apple Watch側から通知を鳴らしどこにあるか知らせてくれる機能です。
なんでソファーの隙間に落ちているんだろう…と助けられます。
睡眠の質や心拍数などのヘルスケア数値
普通の時計と異なるのは日時の通知だけでなく、各種ヘルスケア数値を自動で取得してくれているからです。
これには様々な機能がありますが、例えば下記のものが挙げられます。
- 心拍数の計測
- 血中濃度の計測
- 皮膚温度の計測
- 睡眠の質(深い・浅い・ノンレム睡眠の測定)
- 歩数/階数
これを取得できることで、睡眠の浅いタイミングでスマートウォッチが振動して起こしてくれる、というアプリも数多く存在するわけです。
防水
多くの高級時計は防滴仕様になっていることが多いですが、スマートウォッチ各種は防水仕様になっているのがベースです。
例えば最新のApple Watch SERIES7はWR50(Water RESISTANT:およその水深体制)です。
50m下まで海を潜るシーンはないですが、付いている以上安心ですよね。
ランニングなどの消費カロリー
多くのスマートウォッチにはGPS機能・万歩計が搭載されており、歩く・走る行為によるカロリー消費などが計測可能です。
スポーツシーンにおける活用方法として、前述したヘルスケア数値をかけ合わせて心拍数120くらいまでダッシュ追い込もう、といった使い方ができます。
またこれらのデータをスマホに転送し、記録を振り返ることも可能です。
充電の回数が少なく済む
これだけ便利な機能があるスマートウォッチ、充電の減りが気になりますよね。すでにご存じの方がほとんどだと思いますが、Apple Watchはめちゃめちゃ減る速度が早いです…
というのも、充電の持ちが良いと謳っている競合他社のスマートウォッチには敵わないという点から、Appleも結構電池の大幅改良というテーマは振り切っている印象ですw
実はよく見てみると、Apple Watchの公式サイトには充電が長持ちするといった謳い文句は筆者が探した限りでは見当たりません。(充電速度を謳う文言はありますが…)
ですので、Apple Watchを使用していたときは毎日夜就寝前に充電して寝ます。あれ?睡眠の質が見たいのに、本末転倒で見れないですね…
Apple Watchじゃないとできないこと
ここまで読んで頂くとあれ?と思った方、多いかも知れません。
その違和感の理由は「Apple Watchじゃないとできないこと」が殆どないからです!
では具体的に「Apple Watchじゃないとできないこと」は何かを筆者目線で記載していきます。
Walletを活用した決済
Apple Watchの最大の魅力でもあるWallet機能。事前に登録したSuicaやiDなどの電子決済サービスをiPhoneを出さずにWatchだけで使用できます。
駅の改札やコンビニ・自動販売機などで利用できるとその名の通りスマートですよね…!
NIKE RUN APPなどの連携
Apple WatchはNIKEと提携してNIKE RUN APPと様々なシナジーを生み出しています。
例えば製品ラインナップにはNIKE RUNモデルとして専用のバンドや文字盤を採用したモデルが発売されており、筆者の使用していたSERIES3はNIKEモデルを使用しておりました。
HERMESなどの独自バンド
上述のNIKEと被る点があるのですが、HERMESなどの高級ブランドで専用のバンドが存在することは有名な話です。
私の会社の同僚も様々なバンドを使用しているユーザーは多く、女性向けのカラーリングや男性向けのチタン素材を使用したものまで幅広いのがメリットですよね。
MUSICアプリなどの再生コントロール
IPhoneで再生している音楽や動画をスキップしたり音量コントロールをしたりと、シームレスに操作が可能です。
Cellular機能を使用した電話の発着信など
前述の機能は大体がネット接続を前提としたものが多く、通常のモデルだとiPhoneがあればできるという感じです。これを解消する方法としてCellularモデルが存在します。SIMカードを指すことでApple Watch単体で決済やニュースなどのデータ授受ができ、ノーストレスで生活することができます。
ざっとこんなところでしょうか。他にもSERIES7だと酸素濃度の計測や心拍数の異常時に緊急発信ができる点なども挙げられるかと思います。
HUAWEI Band 6で実現できること
では前述した「Apple Watchじゃないとできないこと」を踏まえて「私がスマートウォッチに求める機能」を網羅しているHUAWEI Band 6について解説していきます。
小ささ過ぎず大きすぎないサイズ
HUAWEI Band 6の規格は下記の通りです。
約25.4(W)x 約43(H)x 約10.99(D、最薄部)mm
Apple Watchの38mmと比較すると、こんな感じです。
正方形が長方形になった感じで、殆ど変わらない印象です。
個人的には縦長になることによるメリットはないのですが、逆説的に言えば38mmのApple Watchユーザーなら違和感なく装着できるということにもなります。
日付と時刻の確認(文字盤のアレンジ)
HUAWEI Bandも数多くの文字盤が用意されています。設定方法はApple Watchと同じく本体もしくはアプリから。良くも悪くもHUAWEIにしかないオリジナルデザインが満載です。
iPhoneに届く通知確認
Apple Watchユーザーの気になる最大のポイントがここだと思います。実際に筆者も購入する前に様々な方のレビューを見ましたが、あまり言及されておらず心配していました。
結論から申し上げると、通知、来ます。
また通知に関しては下記のように簡単に受信選択することができます。
ただし、ここにラインナップのない種類のアプリはその他の表示でくくられますので、やや見栄えが悪いですw
iPhoneを鳴らす
これは無理でしょと思ったそこのあなた。できるんです。
といっても条件付きですが…条件は下記のとおりです。
- iPhoneにHUAWEIアプリがインストールされていること
- iPhoneとBluetoothで接続されていること
以上です。
要は連携している端末から音を鳴らす仕組みを、アプリから提供しているわけです。便利ですね。
睡眠の質や心拍数などのヘルスケア数値
後述しますが電池持ちが非常に良いため、ずっとつけています。故にApple Watchだと実現できなかったヘルスケア数値が常時可視化されます。
このように各種数値の可視化によりアラームでアラーム時間前30分であれば睡眠が浅いときに振動で起こしてくれるスマートアラーム機能を駆使することができます。ちなみに昼寝も計測できますw
また本機はApple Watch SERIES7でも目玉機能とされている血中濃度測定も可能です。設定した濃度を下回った場合、アラームが鳴るように設定することも可能です。
ストレスモニタリング機能というものがあり、心拍数や長時間の着座などでストレスを感じていると判断した場合数値が向上する機能もあります。
余談ですが長時間着座のスタンドアップリマインドは、HUAWEI Band 6にも搭載されています。
防水
HUAWEI Band 6は5ATMという規格です。これは水仕事に耐えることのできる程度の防水機能とのことですが 、意図的に水の中に時計を入れるなどはしないようにとのことです。
筆者はシャワー・浴槽等にも普通に装着したままですが、1ヶ月ほど使用しても何ら問題はないです。
ランニングなどの消費カロリー
HUAWEI Band 6の数ある売りポイントの一つで最大96種類のワークアウトが用意されています。
ランニングやウォーキングだけでなく、サイクリングや縄跳び、釣りなんていう項目もあります。
充電の回数が少なく済む
HUAWEI Band 6の売りポイントでも上位に食い込むメリットは充電の持ちがエグいことです。
その期間なんと…14日間。
こちらは公式HPで謳っている内容ではあるものの、各種ヘルスケアモードなどがすべてOFFの状況などの最低限機能での数値のため、疑心暗鬼でしたので調査しました。
筆者の場合、下記測定条件で実施しました。
- ヘルスケア機能はすべてON
- 24時間ずっとつけっぱなし
- アラームは1日1回朝に駆動
- 平日月〜金の毎朝2kmウォーキングでワークアウトの計測
- 23時〜7時まではおやすみモード(画面・通知を表示しない)
上記条件で実施した所、ピッタリ丸10日で充電が切れました。
本当に言葉を失いました。24時間つけっぱなしという感覚も今までなかったので新鮮でしたが、電池残量を気にすることがないという概念がないというのがこんなにストレスフリーだとは思いませんでした。また、改めてApple Watchの電池持ちが異常だと感じましたw
また充電スピードも早いです。
専用のケーブルで充電し、5%から100%の充電が1時間です。
これで10日つけっぱなし…すごい…
最大のメリット【低価格】
ここまで沢山のメリットをお伝えしてきましたが、最大のメリットは「低価格」です。
えーそんな機能もりもりなら値段もそれなりでしょう?と思われた方は多分びっくりして、何なら若干引くと思います。
Amazon(2021年9月執筆現在)で7,800円です。
え?嘘でしょ?って思いましたよね?
Apple Watch SERIES6のノーマルモデルが定価4万7千円ですから、約6個この商品が買えます。
これ以上言うことはありません、ガジェット好きの方がここまで読んでいただき「いいな」と思ってくださったなら、ぜひ試してみてほしい価格帯だと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?改めて、Appleというブランドは私を含め信者と呼ばれる方がたくさんいるように、非常に魅力的な製品を世に送り出しています。
ただブランドと言う概念から一歩引いてみた時、今回取り上げたHUAWEI Band6のような製品は各社から沢山販売されています。
例えばXiaomiのMi スマートバンド6などはHUAWEI Band6とよく比較されるスマートバンドですし、同じHUAWEIの製品でもWatch FITなどのスマートウォッチも超コスパの良い高機能な時計が目白押しです。
ぜひご自身の要件に合わせて製品を選んでみてください。