キャンプ場は主に森林にあることが多く、日中はとても暑い夏場でも夜になるとぐっと冷え込むことがあります。寝間着に半袖半ズボンしかなく、震えながら眠らなければいけないということも、初心者キャンパーさんはよく陥りがちです。
実際に宿泊するキャンプ場の日中と夜間の気温差をしっかり事前に把握し、気持ちよく寝るための寝具を用意するのは鉄則です。
天気を調べるアプリはたくさんありますが、個人的にはYahoo!天気予報アプリに信頼を置いています。
雨雲レーダーなどのピンポイントな予報は、個人的に高確率で当たっていますのでキャンプでの予報は、なるべく通知などをONにするようにしています。
既にご存知の方も多いと思いますが、睡眠において枕の有無で眠りの質が変わってきます。
ご自身の体に合った枕を持参できれば本望ですが、ご自宅のベッドから枕を持参したものの、帰宅後しばらく焚き火の香りがとれないなんてことも。
おすすめは空気で枕の高さを調整できるアウトドアブランドの簡易枕です。
価格帯もピンキリですが、個人的に愛用しているのはLOGOSの「セルフインフレート まくら」です。
自動で膨らむセルフインフレートシステムを採用しているので、面倒くさい空気入れが簡単にでき、あっという間に簡易枕の完成。
コンパクトな収納からは考えられないくらい立派な枕が簡単に完成します。
また同じLOGOSでもピンきりで、「マルチクッション」という超安価な簡易枕があります。
こちらは空気入れなど人力の部分ではあるものの、平面にしてクッションにすることもできれば二つ折りでベルトを止めれば枕にもなる優れものです。
価格も1,000円弱で、かばんにそっと忍ばせておくことで枕だけでなく足の高さを買えたいときなどに重宝します。
皆さんはコットをご存知ですか?
コットとはキャンプにおける組み立て式寝具のことを指し、複数のムカデのような足を組み、そこに布を貼ることで地面から浮いた状態となる簡易ベッドになる優れものです。
コットには後述する底冷え対策の話とも直結してくるのですが、地面と距離が空く文、沈み込みがあるタイプはかなりベッドの感覚に近いものも多く存在しています。
Amazonでも数多く商品が並んでおり「どれにすればいいかわからない…」
という方がいらっしゃれば、まずは安すぎず高すぎない、けど高品質が売りなDODのコットがおすすめです。
カラーバリエーションはブラックのみ。
重さ4.4kg・耐荷重100kgは軽量モデルではないものの、しっかりと耐久性のある製品の証拠です。
あまり過信しすぎても良くないのですがAmazonのレビュー評価は4(2021年10月現在)で、概ねサクラレビュー等はなさそうなコメントで溢れかえっています。価格も6,000円を切っているので最初の1台におすすめです。
近年前述したコットを始めとするアウトドア寝具の成長が著しく、どうしても寝具単体に頼ってしまうことで秋や冬のキャンプは底冷え対策を怠りがちです。
簡単にできる底冷え対策はグランドシートやレジャーシートといった地面に直接覆いかぶせるものを活用する方法や、前述のコットを使用している方はグランドシートとコットとの間にテントを始めとするキャンプ用品の袋を収納することで簡易的な冷気のカットに繋がります。
キャンプでぐっすり眠れるために気をつけるべき「5つのポイント」をご紹介しました。
- ポイント①事前に夜間の気温を調べる
- ポイント②枕を持参する
- ポイント③コットを導入する
- ポイント④底冷え対策をする
キャンプに行く準備をする際、上記ポイントを思い出していただき、ぐっすり眠れる良いキャンプライフをお楽しみください。